無駄を嫌う人の無駄だらけという矛盾

どっかの本でこんなネタを見たが出元を忘れた


いわゆる無駄なことをしない
どちらかと言えば合理主義者に多い気がする
どんどん効率化していってるはずなのに、最終的には行動全てが無駄だったとか
すごく皮肉な一生な気がするが
無駄を省くことがダメなんじゃなくて、視野が狭かったり無駄の定義が問題なんだろうなと解釈している


ヘルシーブームに乗せて玄米が流行ったことがあったが(今もか?)
昔で言えば、米の周りのぬかや皮が「無駄」な物である
(ぬかは漬物の床として使われたが、米を食べる場合には無駄な物)
でも現在ではその栄養素が評価され「無駄」ではなくなっている
無駄と思ったモノを切り捨てて、有益なモノだけを拾い上げているけど
時間が経って価値観が変わってしまったときに切り捨てたモノが実は有益で
切り捨てる行為そのものが無駄だった、とかね


じゃ、どうするんだ?と思ったときに
手元にあるものを無駄か有益か判断してえり分けるではなく
無駄と思うものをどう生かすかと考えると
それが一番無駄がなくなる気がする
適材適所とかリサイクル精神とかもったいない精神というところか
自分が無駄と判断したそのものが絶対なわけではないのだから
使えるモノは使う、使えないモノはどう使うかを考える
それがいいんじゃないかな、なんて思ったりした


信号の待ち時間、目的地までの移動時間
ただ無駄な時間と捉えるのではなく、どう生かすか考えると変わっていくかもしれない


さて、異動の人からもらった荷物どうしよっかな・・・