平和論者の不可解な行動

http://www.ohmynews.co.jp/news/20070513/11058


国民投票法が成立しました。
高い確率で憲法第9条が改定されるそうです。


で?
憲法9条が戦争しやすく改定されたなら、戦争は起きるだろう。
でも今より戦争をしにくい、拡大解釈のされにくい条文に変えて戦争を今以上に
起こさない憲法にする道はあると思う。
「平和の憲法9条を守ろう!」というのはいっぱい見かけたが
「より平和な憲法にしよう!」というのを全然お目にかからないのは
客観的に見てとても不思議に感じる。


そういう意味で国民が、憲法改正の手段を得た点、また維持するための手段を得たことは
平和論者もそうでない人もプラスになると思うのだが平和論者の方々はそうではないらしい。
この辺りを一度突撃インタビューでもしてみたいものだ。


もしこの法律を喜ばない人がいるとしたら
投票がめんどくさいという人と、投票という手段で物事を決定されると困る人である。
まあ前者は一定数があちこちにいるとして、後者はきっと"憲法9条守ろう"の団体に紛れていることでしょうね。


で、記事の方は自称平和論者な方のようです。
挑発や野次なんて、喧嘩の元のような気がしないでもないのですが、「平和のために戦いましょう」なんですかね?
とりあえず平和的解決手段として、土俵の上でそのルールに従えないのなら退場でいいかと思います。
それを持って言論弾圧を叫ぶなら、その前提となる「議論をする」姿勢が必要かと。


「○○のために」って言えば何をしてもいい、という人は少し逆の立場になって考えることが足りない気がします。