私が躾の良い子供に惹かれない理由

今日雑談の中で自分の子供の話題が出た中で、なんか追って色々考えてたらその理由がわかったっぽい
(もっともまだ子供いないんだけど)


きちんとお礼が言えるような礼儀正しい子供って本当に"感謝"してるの?って思ってしまうから。
躾のレベルで親がお礼を言いましょうって教えてるから言うのだけど
本当にその親切のありがたみを知ってますか?って言ったらまず知らないと思うわけで。
もちろん子供なのだから形式だけでもお礼を言う習慣をつけておいてそういった中身部分は追々で良いとは思います。
でも本気で言われてるわけじゃないんだよなーって思うと別にいいじゃんって思ってしまうわけで。


似たような意味で子供にいい学歴踏ませてやろうと教育熱心な親ってのも惹かれないです。
例えば子供が良い学校を卒業して、大企業なんかに就職したとして
その子供が親に「ありがとう」と言ったとしたら、それは本当にそのありがたみを噛み締めて言えるのかな?と思ってしまいます。
もちろん裕福な生活はできると思うけど、本当にそれはやりたい仕事なのですか?って質問したら
その子供は「うん」と言うのかなあ。


昔どこかで親子は血のつながった他人である、って見た覚えがある。それは子供は親の傀儡じゃないという意味で。
子供を自分の支配下に置きたがる親は結局のところ子供の自由と可能性を奪っているにすぎないんじゃないかな。
親から見て子供ができてないなって思う部分を親が肩代わりして、自分の理解を超えたことを子供がしようとしているのなら
やらせてやればいいんじゃないのかなあ。
法律問題を横に置けば、タバコだって吸いたいなら吸わせたらいい。但し成長が止まるのと肺が真っ黒になるよってことをしっかり教えた上で、それでもやるってんならいいじゃん。
その選択は誰でもない本人が背負っていくんだから、失敗だとしたら失敗させてやればそれが勉強だと思ったりする。
(それこそ子供に失敗させたくないなんて考えは親のエゴでしかないし)


Freedom過ぎる考えなのかもしれないけど、衣食住足りてれば親はなくても子供は育つんだから
これくらいでも良いような気はしています。実践できるかどうかは別ですがね・・・。