デスマーチ体験してこそ一人前?

今に始まった話ではないのだけど
SEやってると「残業しまくってちょっと体壊すくらいして、自分の限界を知って一人前」という風潮がある。


あまりこれを積極的に否定する人は見ないが、私はこの理屈にあまり納得はしてない。
SE稼業は激務だから、それに耐えられるようになってこそ一人前というのは理解できるが
SE稼業=激務という構図を直していこうという発想に行かないところが納得できていない。
まあ、直していくのが簡単だとは思ってないけど。


カラダの弱い人より、強い人のがアドバンテージあるのはわかる。じゃあカラダ弱い人はお断りでいいのか?
そんな人でも少しでもいいから協力してもらえばええやん。ただ、カラダ強い人同じようには無理だけど。
情報技術扱う上で必要なのはそんなタフネスより論理思考だと言うのは、方々で言われる話。
人手が足りないというならいかにハードルを下げるかが大事だと思うのだけどなあ。
まあ、ハードル下げた次の段階では、平均の技術レベルが落ちて品質に問題出るのはわかってるけども。


ともすれば、下手なSEよりそこらの事務のおねーちゃんの方がOfficeソフト使いこなしてたりするしな。
システム構築はSE以外関わってはいけない、ような敷居は取っ払って
Excelしか使えないけどいいですか?くらいの人を活用していく考えが必要になる気がします。


まあヘタレのぼやき程度に。