婚約破棄した人の話

土曜日にこちらに来ていたので、一緒に都内回りつつ話聞いてきました。


本当はフォローを入れるつもりで行ったのですが、結局不要でした。
まあ完全に振り切ったわけではないようですが、落としどころは見つけて落ち着いたようです。


結論としては8年連れ添った相手と結婚手前まで行きつつ、相手の浮気で男(以下仮称ぷの人。)の側から破棄をしたとのこと。


悪いのは誰だーと言い出すと、それを知るにはあまりに知らないことが多すぎるし
ぷの人。の観点、相手の観点でそれぞれ違うと思うので、その点にはあまり触れないようにしたいと思います。
特に私はぷの人。の方しか知らないので、どうやっても偏った見方しかできないだろうしね。


ただぷの人。のすごい所は、それで前向きに戻ってきている辺り。
もちろんノーダメージで済むわけなくて、大打撃を食らっているし、それで相手に対してダークな感情も抱いたらしい。
しかし、そういうことをする相手というのは所詮それまでで、人生のパートナーとして選んでいた相手が信頼できないことが
この直前にわかっただけでも良かったのだと、みんなの手前言っていた。
相手に当り散らしたりとかはせず、とりあえず結婚準備で使ったお金の分は一社会人として請求して終わりにするそうな。


私はその境遇を体感したことないし、できそうにもないが、それを差し引いてもぷの人。は柔らかかったと思う。
決して打たれ強いという感じじゃなくて、でも砕けたりするほど脆くもなくて
ゴムのように弾力でダメージを吸収して耐えたようなそんな印象を受けた。
ぷの人。は年齢で見れば私のひとつ上で、ぱっと見の印象とか接し方だけ取れば、私の方がしっかりしてるとか大人っぽいと言われるのだろうけど
この柔らかさは私にはない部分だなあ。私ならきっと折れたり砕けたりしてしまうと思う。


私も色々言われ始める年頃ではあるのだけど、未だそれはめんどくさいと思っている。
でもそれは自分の信頼を預けたり、相手の信頼を預けられたりして、それをちゃんと守っていられなかった時に
ぷの人。のように柔らかい対応する自信がないからなのかなあと感じたりした。


いつぞや「親になれ」とか「社長の仕事は社員の居場所を作ることである」とかを某弾さんのブログで読んだけども
人を抱えることは、本当に大変なことだろうなあと思っている。