プロの対価

http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20080620/1213943040
がくっぽいどのパッケージを無償で書いたらあちこちで炎上してる様子。


無償の仕事は別にプロだってありじゃないかなあ、とは思ってます。上記のブログと弾さんは金を報酬とすべきと書いてるようですが。


ひとつは、金以外の対価はしっかり発生しているだろうという点。営業的なところとか、単に自分が好きで提供して周りが喜んでくれるという
内面的な部分とか。
ある意味この炎上まで計算に入っていたとしたら、実はがくっぽいどのメーカーと三浦さんの壮大な宣伝ということにもなる。
(ここまで計算してたら尊敬するけど・・・)


もうひとつは、契約関係は両者の合意を以って成立する点である。言い換えれば第三者がなんといおうと両者が良ければ第三者は口を挟む余地はない。
もっとありていに言ってしまえば、ゼロ円で良いって本人言っちゃったから仕方ないんじゃないの、という話。


私が今の会社で働くため契約内容詰める時なんぞ、適当極まりないと思われる。私自身含めて。
先方(*゚д゚) < 「いくら欲しい?」
私(*'-') < 「今こんだけなんで、それ以上。」
先(*゚д゚) < 「こんだけのことして欲しいんだけど、いける?」
私(*'-') < 「いいよー。」


まあこんな口調ではやらないけど、内容端的詰めるとこんなもんでした。最初に月額いくらがあって、業務内容の項目が4つあったんで
それ4で割って1業務辺りの単価にして・・・、とか細かい部分は追っかけて付け足したようなもんです。
こんなんでいいのかよ?と思われるとは思うが、先方と私が合意したら、成立してしまうんですね。
もちろんそれで起きた問題なんかも各々の責任という部分も含めてだけどね。


まあ三浦さんほど名声ある人が同じようにやるとは思わないけど、この件は別に問題視する必要ないんじゃないかな。
強いて言えばもっと後進に機会を与えてやれとか、周囲に影響力ある立場を踏まえて行動してくれよ、くらいじゃなかろうか。
いーじゃん、プロ漫画家がたまにはアマチュアのイラストレータとして動いても。


私はそんな感じ。適当万歳。