自動アップデートをONする鯖管の気持ちがワカラナイ

ttp://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51090528.html
本は本でいいんだけど、コメントでちょっと気になった。

運用の現場では、RedHat Network 使ったアップデートなんて「論外」だって分かりますか?

管理者やってる身からすると、使ってるソフトとかを勝手にアップデートしてんじゃねーよって話です。
同じシステム絡みの人間でもこの辺って理解されてないのかなー。


実際にちょっと前にあった話として、SNMPを使った監視システムがMySQLインストールしたら止まっちゃったってことがある。
んで調べて見るとsnmpdが起動させてもすぐ落ちる状態になっていて、コンフィグとか洗い出したけど問題がわからず散々調べて見ると、MySQLをyumでインストールしたときにsnmpdの一部のライブラリをバージョンアップしてたため
他のバイナリとバージョン差異が出て動かなくなっていたってことがあった。
(ちなみにMySQLインストールした本人は監視システムが動作してないことすら気づいてなかったみたいだけど)


Windowsでも自動アップデートはONにしてないと警告出すけど、会社で全社的にシステム使ってるような現場で、あれのONはあり得ない。
独自開発したアプリが、なんかのパッチの影響で動かなくなった日なんかは、その問い合わせで悲劇になるから。
同じ意味でサーバの方でソフトの自動アップデートかけてる奴は、こういう問題に直面したことないんだなって思う。
(yum のupdateをcronで投げるようにしたぜ、とか吐血物ですよ・・・。)


一番悩むのは、あっちのアプリのためにライブラリをバージョンアップしないといけないけど
そうするとこっちのアプリを再テストしないとなんて日には、両手に開発チームがそれぞれ立って喧嘩になること請け合い。
鯖管に決定権のない話だけど、取りまとめは全てうちなんだよね・・・。ほらー、だからそこで喧嘩すんな、みたいな。
んで、対岸の火事と思って黙ってると、2つのバージョンを共存させればよくね?みたいな話になったりとか。
無理だから、無理だから。


と、まあ鯖管は悩ましいわけですが、あまり理解されてないんだなーなんてことがコメント読んで思ってみたり。