派遣切りでたった一つ思うこと

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081210-00000014-maip-soci
これ移民政策展開後だったら暴動もんじゃない?


外国人に国籍と参政権与えて外人を住みやすくしつつ、安い労働力を得られる移民政策をどこぞで提唱してたけども
こんだけバッサバサ切ったら、「世界で稀にみるほど大人しい日本人」と同じ対応するとは思えないけどねえ。


聞いた話レベルでは、某世界的自動車メーカーの名前を冠した市は
行き場のなく、仕事なく、寮も追い出された期間工だった人たちが溢れかえって、治安が悪いとかなんとか。


派遣やアウトソーシングの本質は作業量で人を増減を容易にする(正確には自社で抱えず派遣会社に転嫁する)はずだったけど
こういうニュース見てるとその部分は何も機能してなさそうですな。
派遣会社自体も派遣事業の売上比率が高すぎて、こんだけガタっと崩れるとさすがに持たないだろうし。


内定取り消しや来年の新卒募集も止めるという会社が多いというニュースもあるけれど
正直本当にそれでいいのか?という気がしないでもない。


今年と去年くらいは結構大量に取ったけども、その前は氷河期時代だろうから
会社の年齢で並べた組織ピラミッドが40代↑だらけなところが多くなりそう。
もう5-10年くらいすると管理職不足が出るんじゃないかなあ。


んで今回の金融危機を回復するのに、アウトソーシングを加速させるか減速させるかで結構流れが変わってくるのかなーと思う。


もし加速させるなら上記の移民政策を使って外人を安く雇うか、事細かい部分までアウトソーシング化するか。
前者なら日本人の求人は無くなるだろうし、両者とも発注元企業のプロパーの管理業務がさらに大変になる。


管理部分も含めて外に丸投げも無くはないだろうけど、そうしたら発注元はすることなくなるから
○○ブランドのなんとか製品、実は○○社全然わかりません、作れません、サポートできませんという話も無くはない。
いよいよブランドそのものしか売れなくなるわな。
(おまえの製品にうちの名前を付けさせてやってんだよ、が続けばいいけど、おまえんとこの名前をうちの製品につけさせてやるからブランド料よこせって争ったら楽しそうだなあ)
この辺りはお手洗いのおっさんのコメント待ち。


あとは青年ユニオンとか派遣ユニオンとかの上手い所が頭角を現してくるかもしれんね。
カレンダーに合わせるとメーデーだろうけど、半年先は遅すぎるだろうから
動きあるなら年明けくらいですかねー。