フォルダツリー式思考整理術

PCのデータをフォルダに入れていくイメージで最近は思考を整理するようになった。


元々はマインドマップをFreeMindというツールで頭の中を書いていたが*1
FreeMind自体Javaベースで、やや重いため段々面倒になり
インデント(行頭に2つずつとかスペース付けて階層化する)付きで箇条書きメモなんかに置き換えて考えるようになり
最近はバラバラと色んなファイルに書いたメモを、細かくフォルダを切って整理するようになった。


フォルダにはメモと一緒に元になったファイル(もしくはそのショートカット)とかURLのショートカットを
一緒に入れておくと、大体その時考えていたことを復元できる。
(メモが荒いと忘れてるけど)


マインドマップはかじる程度に、ロジックツリーは名前程度に知ってるくらいだけど
PCのフォルダよろしくある程度カテゴリ分けして階層を付けるという点では共通してるのかなあと思っている。


そんな風に考えるうちに、基本的にPCをいじる仕事である点からも
自分の考えのまとめ方=フォルダの切り方に近づいてきた。


例えば10人分の週報のファイルがあったとする。週報なので毎週書かれる。1ヶ月で10人×4週で40個のファイルになる。
これを第1週、第2週・・・と4つのフォルダに切るか、Aさん、Bさん・・・と10のフォルダに切るかで
ファイルの取り出しやすさが全然違うんである。


で、上記例の場合、週でフォルダを切るか、人の名前でフォルダを切るかには正解がない。
週ごとでまとめて何らかの処理をするなら週ごとでフォルダを切った方が良いだろうし
月末にまとめて処理ならば、月ごとのフォルダを切り、その中に人の名前でさらにフォルダを切るなどもある。
逆に「週報」というフォルダだけ作ってそこに全部入れてもらう方が使いやすいのかもしれない。
つまるところ週報というファイルをどのように使うかを把握した上でフォルダを切らないとダメなんである。


さらにPCの場合、ショートカットという機能もあるため、同一のファイルを2つの分け方にすることも可能。
ただ、原本のファイルを消したり移動したりするとわからなくなりますが・・・。


そうしてフォルダを大カテゴリ>>小カテゴリと切っていくと、一番大カテゴリからフォルダを追って行って
概ねイメージでどこに何があるかつかめるようになってくる。
後はその末端に内容となるファイルやメモなんかを置いておくんである。
あまり階層が深すぎると追いかけるのが億劫なので、個人的には3階層くらいを目安にしている。


仕事のPCやファイルサーバはファイル数やデータ量がカオスになるくらい膨れ上がるが、直近の仕事は上記のような整理をするようにしている。

*1:厳密にはマインドマップもどき