RAISプロジェクト

Redundant Arrays of Inexpensive (もしくはIndependent) Servers、レイス


各物理サーバにそれぞれAgentOSを入れ、それぞれのAgentOSは仮想的に
一つのOSを形成する。これを便宜上マスタOSと呼ぶ。


マスタOSは仮想マシンを形成し、WindowsやLinuxUNIXからは一台のハードウェアとして認識される。


通常AgentOSを束ねるManagerが存在するのが一般的であるが
RAISにはそれを存在させない。Managerが信頼性向上のため。


マスタOSのスペックは配下のサーバの合計値を理想とする。
合計コアが20であれば20コアCPU搭載のサーバとして認識され
合計物理メモリが80GBであれば80GBのメモリ搭載のサーバとして認識されることが理想である。


周辺機器はAgentOS一台についているだけでも認識し、マスタOSはそれを制御できること。


処理はマスタOSが受け持つが、実質はなんらかの分散方式にて選ばれた1台のAgentが受け持つ。自サーバの負荷が一定以上である場合、もしくはなんらかの理由で処理ができない場合は、トークンリング方式もしくはそれに代わる方式にて別のサーバへ処理を委託する。


それぞれのAgentOSは二つのIPアドレスを持つ。自身のみのユニークなIPと全Agentで共有するマスタOSのIPである。


配下のAgentOS一台になんらかの異常が発生し、稼動ができない場合
マスタOSは性能を劣化させ稼動を維持する。


上記を満たすことで限りなく100%に近い稼動継続性を持つ仮想的なサーバハードウェアを作り上げる。


という妄想:P