上司は使えるか使えないか

あぐあぐのとこにコメントつけようかと思ったが長くなりそーなので自分のところに。


話の前提は上司論じゃなくて部下論、リーダーシップじゃなくてフォロアーシップの観点です。


もし貴方の目の前に自分が思い描く最高の上司がいるのなら、それは可能な限りついていきましょう。
一人でも何とかなると思っていると、とんでもない上司が次に貴方の上に立つこともあるからです。
そしてまた良い上司は10人に1人と言われています。その幸運は大事にする方が自分のためです。


またその逆に一社会人としての仕事振りを満たしていないほどの使えない上司が上に立ったなら可能な限りそこから外れる努力をすべきです。
間違っても自分の方が有能、優秀であるから上司を追い抜けると思ってはいけません。
その人がそこに立っているのは仕事の遂行能力以外の部分でそこに立っているからです。
それは歴史的理由であったり、政治的理由であったりします。それを貴方が覆せることは極めて低い確率であることがほとんどです。
もし貴方がその無能な上司を引き摺り下ろしてその座に立つことができる自信があるのなら、敢えてその一つの座を奪い戦うようなことをしなくても、広い世界が貴方を必要とします。


そして上記二つに属さない、全く無能ではないが決して理想ではない上司(それは大半の人を指すであろう)は
いかにその上司を使うかを貴方が考えることで、貴方の仕事をぐっとやりやすくする。


重箱の隅を突付くような上司には、ぎっしりと詰まった表を渡してチェックをお願いする。その人は貴方が気付かないようなミスを見つけ出し貴方に返すだろう。時に皮肉や悪口を添えてくるが、「このような細やかなチェックができるのはさすがですね」と誉めて返せば良い。次も同じことを頼める。


実行力がなくコミュニケーションや管理、調整に傾倒している上司には、他部署へのお願いごとなどを経由してお願いするようにする。
持ち前の腰の低さやユーモアなどを使いつつ、どういうことはどこの誰に頼むことが一番であるかを把握している。
担当者という肩書きではなく、実際にそれを実行するに最適な人物を選び出すことができる。
貴方がたらい回しに遭い、無駄な時間を過ごすことは少なくなるだろう。


まあ、他にもパターンはありそうだけどこんなところで。