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クラウドはマッキンゼー的にNG

http://japan.zdnet.com/news/nw/story/0,2000056190,20392175,00.htm?ref=rss
クラウドがバズワード認定されてら・・・。


まあそれはいいとして、IBMの反論がやたらと広告くさい言い回しなのが気になる。


マッキンゼーの場合

McKinseyによると、データセンター機能にかかる総コストは従来のデータセンターが1CPUあたり150ドル/月であるのに対して、クラウド化すると366ドルになるという。


IBMの場合

むしろIBMは、多くのクライアントがパブリック、プライベートの両方のクラウドモデルを組合わせて採用することで、ビジネスレジリエンシーや情報保護サービス、コラボレーションサービスといった特定アプリケーションなどの既存のリソースを有効活用している。IBMの調査によると、クラウドコンピューティングは企業内のオフィススペースを最大80%、消費電力や冷却コストを最大60%カットし、資産活用を3倍に向上させ、所有する資源の効率活用を可能にする

IBMの言ってることが抽象的&数字を最大値で出しててよくわかりません!
「ビジネスレジリエンシー」ってぐぐってみたら上のURLが一番最初に来る。要はIBM用語というか造語。
直訳するとビジネス復元力とでもなりそうだけど、定義はよくわかりません。
ズラズラと書いてあるのに、1時間くらい内容説明してもらなわないと理解できそうにない文章だな・・・。


しかも数値でも"最大"80%カットっていうなら最低と平均も出せよと。
見栄えのいい数字並べるのは広告屋の仕事でシステム屋の仕事じゃないと思うんだけどな。
挙句資産活用3倍ってベース値も測定方法も謎。とりあえず赤く塗ればいいの?


マッキンゼーの文章が明確にターゲットや数字範囲を出してるだけに反論が反論になってない気がしないでもない。
IBMが指す「多くのクライアント」にはマッキンゼーが指す「売り上げ5億ドル以下の中小企業」がどれだけ含まれるかを明確にすべき。


とまあ記事への突っ込みはこの辺にしておいて記事を読んでて気になったのはマッキンゼーが「売り上げ5億ドル以下の中小企業」でラインを切っているのが気になる。


実際会社の規模が一定以上になったら、個人的に自社でPCなど情報技術をサポートしたり構築したりする部門が必要になると思う。一定以下の場合はその部門がなんらかの業務と兼任でないと待機が多くてパフォーマンスが悪くなる。こんな辺りは感覚的に意識はあるのだけど、じゃあ「一定」ってどのくらいの規模かとはわかってない。
従業員数と売り上げ(から推し量る推定業務量)で決まるとは思っているのだけど。


が、マッキンゼーは明確に出しているからなんかものさしを持っているのかなーという辺りがね。


(;'-')まあ最も売り上げ5億ドル=500億円ってのがどのくらいの会社規模なのかピンとこないのも確かですが・・・。


マッキンゼーが作ったクラウドのレポートも読んだけれど一番最後に懸念されているのは、誇大広告による2000年のドットコムバブル崩壊の再現。 2000年→2002年でナスダック市場が1/5になった悪夢を再現するな、ということらしい。


まあ2000年問題のような特需があるわけでもないので大丈夫だとは思いますが。