自動化するかの判断ポイント

個人的なもの。

 

事務処理やらサーバコンソール操作関係において

マクロ作ったり、シェルやらスクリプトやらを組む前に

「それが必要なのか?」を判断するポイントを整理する。

 

・その作業は繰り返し実施するか?

1発モノの作業であれば作業工数<自動化工数となる。ほとんどにおいて。

作業精度向上を狙うなら、箇条書きチェックリストのテキストで概ね十分であることが多い。

その作業自体を1年程度のスパンで考えて4度以上実施する想定が立つ場合に自動化を考える。

(とは言え頻度が低ければ低いほどチェックリストで事足りることが多いけど)

 

・気乗りのする作業か?

個人的に以前と同じような作業を繰り返すこと自体が苦痛であるため繰り返し実施と半ば被るのだが、

気乗りのしない仕事ほど自動化作業にして多少モチベーションを維持する。

 

・横断的な作業であるか?

同じような繰り返し手順を複数台のサーバに繰り返す等にも当てはまるが

Excelのシートと、Webフォームと、サーバコンソールとと複数横断する作業は

切り替えで割と作業速度と精度が遅くなる。

その場合、どちらかの操作量を減らすためにシェルやスクリプトを書くことがある。

とは言えやっぱり一発物をフルスクラッチで書くのはコストがかかるため、この場合は使い回しできるかが判断に混じる。

 

個人的にはざっくりこんなところで、やって損はないかなと思えば何か書き出すようにしている。

ただ技術的・規約的(ルール的)に難しい場合もあったりするので、その辺りで引っかかる場合はやらない。構成管理対象なんかはよく止める例。

 

まあ、チマチマした気乗りしない作業でもなんか能動的な観点を持っておくこと自体が

悪くないのかもしれないですね。