「名前」という名声貯蓄口座

元ネタは子飼弾氏のブログより
ttp://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50409913.html


要約すると「名声」は使っている「名前」に対して
溜まっている物であるというのが氏の概念
決して現実のドルや円といった通貨と交換できるものではないが
価値のある物という点では貨幣と同等の扱いをしている


私も過去を含めると多くの名前を使っている
・○○○○(リアルネーム)
・隠者(RO)
・姜子牙(RO)
・Pawn(UO)
・ROOK(ディアブロ
言うなれば「私」とは上記「5人の別人格」を指していることになる
とりわけ使い分けていることはないが
名声口座の概念で捕らえれば私は5つの口座を保持している


例えばPawnに「いい人」という名声がひとつ入る
Pawnはいい人になる
だが、直後に隠者にて「悪い人」という名声がひとつ入る
隠者は悪人になる
この段階でPawnは善人であり隠者は悪人である
Pawnでいくら善行をしても隠者は悪人のままであり
もっと言えば○○○○(リアルネーム)は善人でも悪人でもない


アメリカ人は日本人に比べこの「名声」を非常に大事にするそうだ
ネット上で良いことをしたら、それを現実に反映して欲しがるらしい
オンライン上でした○○ということは私がやりました、と絶好のアピールポイントとして使うとかなんとか


この考え方は正直目からウロコだった
では名声口座全部を○○○○(リアルネーム)に統一したいかと言うと
私はNoである


聖人の口座があったとしても、極悪人の口座があったとしても
それはそれでありつつけて欲しいと私は思う
(この辺はペルソナ(仮面)概念があるとわかりやすいかも)
無論善人の口座があれば有効活用すると何かと楽はできるであろうが
私にとってはそれらの口座を作り出した「私という土壌」があればいいのである
具体的に言えばそういう名声を作り上げる能力だ
それはどの口座にも共通して存在するし、新しい口座を作っても使える物だ


ある意味もったいないかな、とは思うが
土壌の部分が安定してしまえば怖いものなしだなと思うのである




考える前に手が伸びていた
後悔するのは明日の朝、目が覚めた後だろう



(つ-`)