金持ちの意見

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50803620.html
ほえー、という感じで読んだが、存外身の丈に合わせて理解できたのはルール#1だけだった


もう1年か2年前になるが、ア○ウェイに誘われていた時期がある。半年間ほどだったかな。
彼らと水が全然合わないなーとつくづく思ったことを思い出した。


私にコンタクトをとっていた人たちはランクでは中堅-上位級だったらしく
月収ベースで50万とか100万とかもらっていたらしい。
それはそれで羨ましいのは正直なところだが、彼らのようになりたいとは思わなかった。
お金はある、(副業の○ムウェイに比べて)低いながらも本業の収入もある。
趣味や娯楽におしみなくお金を使えて遊べる。
時間もあるようなことを言っていたが、休日や夜も営業活動やら研修に費やしていたようだからそこまででもない様子。
それでも一緒にやれる仲間がいて、一緒に遊べる仲間にもなって、遊べるよーとは言っていた。
毎年のように海外旅行へ繰り出すくらい余裕の収入と時間がある。彼らは毎年ハワイへ行くと言っていた。


だが、そこで終わってしまったのである。そこから先へ何も広がらない。
別に毎年違う海外へ行けば良いのだが、そこに目的は何も無い。得るモノも少ないだろう。
良い表現が見つからなかったが、潤沢な懐があるのになんて薄いんだろうと感じた。
ルール#4を引用すれば、お金だけあったけど幸せそうに見えなかったというのが正直なところだった。


仕事だらけの生き方が楽しいとは思わない。でも娯楽だけの行き方も楽しいとは思わない。両方あるから楽しいのだ。
楽しいことだけを紡いで生きてはいけないのである。楽しいだけでは楽しいが朽ちていくから。


だからルール#1を適用してみた。副業で頑張る彼らと別れて、本業に注力した結果が今である。
別に金持ちになったわけじゃないし、幸せかなあって思うこともあるけど
それなりに情報処理技術者として食えていて、その分野の中なら人の役には立てていると思う。
これで終わりってこともないし、もっと知識も技術もそこから生まれる酔狂な成果物も足りないなーって思えてる。
どこまで行けるんだろうって不安と、どこまで行けるんだろうって好奇心が同居して
毎日そいつらが喧嘩してるけど、それが楽しくもある。


お金に生きる人を否定はしない。でも私とは世界の見え方が違うと思う。
唯一の単位のプラスとマイナスで表される単純な数字の基準じゃ面白くないわけで。
そういう意味でも世界はシンプルには語れないのじゃないかな、って感じたりもする。