日本は掃除ができないから世界で負ける

やや言いすぎかな、という気もするが折角なので言ってみた


今働いている部署の事務方二人(課長男性1、社員女性1)が、別事務所へ引越しとなる。
単に席が引っ越すだけで部署異動ではないのだけど、今日耳に入ってきた引越しにまつわる問題は少しあきれた。


フロアには一箇所湯沸かし場があり、湯沸しポットに水を入れたり、弁当箱が洗われたりと毎日使われるのだが
そこの掃除は引越しする社員の人と派遣の事務の人(女性)が持ち回りでやっていた。
で、今度その社員の人がいなくなるので、掃除する人が一人しかいなくなってしまうからどうしようという話。


どーすんのかなー、と横耳に聞いていると
フロア掃除してる業者に追加して頼めばいいじゃなーいという部長と
「そんなことできるんですかねえ〜」とひたすら言い続けている課長で30分以上ウダウダ話し続けてる。
部長は単に合理化で、課長はそんなよくわからん手続きは面倒くさいというところだろう。
まあ前者は前者で良いと思うし、後者は論外なのでいまさら何も書くことはないと思う。


でもすっごーく聞いてて不思議だったのは、じゃあみんなで持ち回りでやろうって話は一切出ないのな
役職以外のフロアに居る人で持ちまわったらいいと思ったのだが・・・。
よっぽどしゃしゃり出ようかと思ったが、外様の私が出ると話がややこしくなるのでとりあえず黙っといた。


雑用なんて誰でもできる。もちろん高度にやろうと思えば相応にスキルやら知識は必要になるが。
そこらの掃除だって、ポットに水補充するのだって、お茶汲み(美味いお茶かは別)だって誰でもできる。
でもできるけどやらないんだったら、それはできないのと同じわけで。
その理屈で極論言ってしまえば、良い社会人が雁首揃えてシンクひとつ綺麗にできないというのも滑稽だなあと思う。
それくらい5分10分でちゃちゃっと綺麗にするくらい、なんてことないと思うのだけど・・・。


これがどこの会社でも同じだったら、たかがシンクを毎日綺麗にするために業者が必要だなんて日本人はどんだけ生活力ないんだよとか真面目に考えてみたりする。どこぞのお手洗いが「国際競争力が〜」なんてのたまってらしたが、それ以前の足元に警鐘鳴らした方がいいんじゃないかな。


ま、とりあえず言うだけではなんなので明日あたりスチールウール持参して、そのシンクを光沢出るまで磨いてからなんか言ってこようと思う。