麻生太郎

ワタミ社長の渡邊美樹の本を見に行ったのです。なんか面白いらしいから。
でも買ってきたのは麻生太郎の本。
渡邊美樹の本立ち読み→買うほどではないかなあ→麻生太郎の本目に入る→立ち読み→衝動買い
いつもこんな感じ。多分私は本の購入が一番無計画だと思います。


私個人の印象として、この人は「ズバっとまともなことを言う人」
よくよく考えれば大臣の立ち位置から、国民がまともだと思えることを平然と言えるってのはすごいことなんだけど
そこまですごいって印象ではなかった。


でもこの本読んで脱帽。目から鱗である。日本オワタと思ってる人は一度読んでみるといいかもしれない。
少なくとも日本は大丈夫か?から日本大丈夫じゃね?くらいにはなれると思う。


一つは現任の外務大臣が今の日本と外国を事実を以って比較している点。
GDPがどうとか言う話ではなく、本人が聞いた外国人から見た日本の印象の声が載っている。
もう一つは方々で言われるNEET、高齢化、教育について本人の意見になってしまうが考えが載っている点。
NEETを否定する人はたくさん見たが、NEETを肯定(全面的にじゃないけど)した人は
麻生さん含めて二人しか見たことがない。


全体通して感じたのは、了見の広さもさることながら、考えがものすごく柔軟なんである。
NEETだから・・・老人だから・・・というものは本の中で全部ひっくり返している。
もちろん実現できるかが別問題にはなるけども、少なくとも国の頭になろうという人が
こういうビジョンを持っているんだなと思うととても安心する。


TV的な取り扱いは漫画好きとかアニメ好きとか、くだらない質問するとばっさり切られるとかそんなんだけど
もっとこういう面が取り上げられればいいのになと思ったりする。