六本木で働いていた元社長
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Interview/20080910/314505/
もう社長をやる気はないようで。
この人に触ると賛否両論になるので先にけん制しておくと、別に信者ではない。
実際記事内でもソニー買収したら家電とゲーム部門は売り払うとか、合理性以外の部分は抜け落ちてる感じはする。
しかし物事の本質を見ているという点はとても参考になる。
−IT業界の今後の大きな流れとしては，何に期待していますか。
この人だから言える気がする。ツールとしてもWikiが最終だと思うし。
ただこう言われても認めたくないと思うのはやっぱり自分がその業界にいるからだろう。正直こう言われて面白いわけではない。
ただ途中の話と絡めて考えると
今は「技術屋」の出番じゃないでしょう。コンテンツやサービスを考える人が活躍する時代ではあるけれど。
技術的な部分はあらかた出尽くしたけど、Webサービスって観点ならまだ新サービスが出る余地はあるのかな。
実際Wikiと言えばWikpediaくらいしか出てこないけど、もっと用途を絞ってフォーマットを固めたもの、加えて入力を改善すれば良いサービスが生まれると思う。
最近自分で「IT」という言葉を使うのを止めている。無駄に華々しい幻想だけがついて回るような気がして。
そろそろインフラ屋と呼ばれるような土方と、Webサービスを考える人の手足になってるだけということに中の人が気づいていかないといつまで経っても幻想が終わらない気がする。
