森永さんすげー

http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/151/
この記事の公開が9/12で、リーマン(米国本社)の経営破綻のニュースが入ったのが9/15。タイムリーにも程がある。


http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080916AT2C1600D16092008.html
昨日月曜日は祝日で日本の市場が動いてなかったが、今日に入って日本でも株価下落、ドル下落を見る限りバブルがはじけたという記事の部分に当てはまるんじゃないかな。


以下は素人の見方になるけども、これで景気が一層グンと悪くなるかと言われるとそうは思わない。
森永さんの予測に従って言えばこれから原油価格の暴落が始まるからである。
で、サブプライム問題以降の不景気感を何が演出していたかと言えば原油価格なわけで
物価上昇も原油価格高騰に起因(口実かもしれないけど)しているわけだから、少なくともそこを見る限り景気はむしろ良くなるんじゃないかって言えたりもする。
まあ、実際一度上がった商品価格が落ちることは早々ないと思うので、幻のいざなぎ景気に戻るなんてことはないだろう。現実的には単に物価上昇が止まる程度だと思う。


夕方から夜のニュースにかけてまた専門家なる方々が色々見識を出されるかと思うが
概ねは恐慌の到来ぶちあげつつ、次期首相の経済政策でこの不景気を乗り切れるかが決まる、くらいのそれっぽい言葉並べて
実際の解決は他所に放り投げる記事が出てきそうだなーと思ってみたりする。


ここから実際怖いもののひとつはWeb系の会社だろう。企業価値そのものがバブルだといわれてるくらいなんで、この煽りをモロに食らうはず。某ブログとイケメン社長で有名なあそこなんかやばいんじゃないの?とか邪推してみたりする。


もうひとつは原油から引き上げられた投機資金の流入先である。
土地・住宅から引き上げられた資金が原油に流れ、今度そこから引き上げられた資金がどこに流れるかによって
また異常に値上がりする商品が出てくるんじゃないかなーと思う。案外土地・住宅の方に戻るのかもしれないけど。


これで仮に小麦だけ値上がりとかなったら、まさにマネーゲームの弊害でしかない。どうせなら全く関係がない美術品とかでマネーゲームはやって欲しいなーと思ってみたりする。