かつてのギルドの友人たちへ

http://d.hatena.ne.jp/rook5963/20081002/p1
一年前の脱退と、そのしばらく後の円卓の同盟離脱について書き記しておこうと思う。
事実に沿って書くつもりだが、主観混じりになる点はご容赦いただきたい。


最初に私は円卓で俗に言う幹部の立場で動かさせていただいていた。
夢幻のサブギルドとしての初代円卓、そこから独立しての2代目円卓(現在)。私は2代目の途中からになる。
とは言っても2代目は5,6年続いていて、その3、4年在籍していたのでそれほど短い期間ではない。


まず私が脱退をするしばらく前からになる。当時は7ギルドを擁する連合の一角として円卓は動いていた。
小さな発端(と私が思っている)のは円卓マスタが当時既に悪評の高かったWGSにキャラを所属させていると話題になったことからになる。
ギルメンがWGSに所属していることも、マスタがWGSのメンバと一緒に狩りなどしていることも既にその時点では把握していた。
逆にWGSのメンバが円卓の溜まり場に居たりすることもあったし、そのメンバと円卓メンバが仲良く動いていることもある。
尤も、WGSと総ぐるみというわけではなくて交友があったのはWGSの中でも一部であったようだが詳しくは知らない。
あくまで個人間の動きではあったが一応立場をわきまえて動いて欲しいという旨はマスタに伝え、特に内部では大事にしていない。


そこからしばらくして元円卓でWGSで動いてたメンバがGvを円卓でまたやりたいと言い出した。
何かしら波紋は出てしまうかと思ったが、元ギルメンでもあるしということで了承をした。問題になった際は同盟の面々には説明は必要だろうとは考えていた。
が、その参戦当日に来たのはそのメンバを含め全く面識のないメンバが追加で2,3人居た。追加メンバも周辺の反応見る限りでWGSとわかる。
Gv開始前の慌しい準備中であったため、それを問う時間もなく雪崩れ込むようにGvは開始されそのメンバも戦列に加わる。


その日のGvが終わり、当然のようになぜWGSが混じっているのかが問題となった。
円卓マスタがどこまで把握していたのかわからないが、元メンバが言うには「暇そうな奴がいたから連れて来た」という趣旨の回答だったと記憶している。
この件でうちからはWGSに所属経緯のあるメンバの参加はNGとした。もちろん上記の元メンバも含めてになる。
元メンバも円卓マスタもこの処置に相当不満だったようだが、どちらかと言えば事態の影響の大きさを把握していない感じだった。


そして上記日記の2008/10/2に私が円卓を脱退する。上記の日記を書いた当日か前日は円卓マスタと相当レベルのケンカをした。
当時の円卓メンバは強さを求めるグループが多かったが、逆に会話を重視するメンバも少なからず居た。
私は狩りをしていると「狩りしてるなんて珍しい」と言われるくらいであるくらい後者側の人間だった。
そのメンバに対して今のギルドはあまりにないがしろになっているんじゃないかと言ったと思うが、正直頭に血が昇ってて覚えていない。


またその頃にはGvの同盟会議に円卓マスタはほとんど参加をしていない。接続をしても発言は一切しなかった。
そのため会議での発言はほとんど私がしていたが、この脱退を機に円卓は同盟内での発言をしなくなる。
本来ギルドを脱退した時点で同盟側からも所属が抜けるはずであるが、同盟に対しても色々と負っていたこともあり
私は無所属で同盟に参加する形でそのままGvには出ていた。


2008年の年末年始の会議にていよいよ業を煮やした同盟各Gのマスタが円卓マスタを会議の場に引きずり出す。もちろんその場に私も同席した。
上記のWGS絡みも無くはないが場の趣旨は同盟への積極的参加を促すものである。平たく言えば会議で喋れということ。
これに対して出た円卓マスタの発言は「私の案は一切採用されないので発言が無駄だと思った」という回答をしている。
では円卓マスタがかねてより言っていた騎士系キャラだらけでGvするという作戦について立案を求めてみたが
「別キャラで騎士系を持っていない人はどうするのか?」「プリは不要なのか?」「最終の砦確保はどうするのか?」
という質問が方々から飛ぶものの一切の回答をしていなかった。


会議では最終的に円卓マスタに「今後は積極的に参加をする」ということをしぶしぶ承諾させ終了する。


そして明けた年明けのGvに同盟の中に円卓Gの姿はなく、WGSと合同で動く姿があった。
この時はもう怒りを通り越して呆れたと言った空気だった。
しかもその時WGSの戦列に加わっていた円卓メンバの中にはなんでWGSと一緒にやっているのかすら把握しないまま参加していた者も居た。


この後2週に渡り同盟に戻る気配がないということで同盟は順序的に逆でありながら同盟からの追放措置を出す。
無論これは同盟とWGSが無関係であるという対外的な表明でもある。


平行してこの年明け前後辺りから主要なメンバは円卓Gから離れていたらしい。
今私と一緒に居る者もいるし、休止引退をした者、そのまま残留した者もいる。接続薄で事態を把握していない者も居たようだ。


円卓脱退後に戻ってこないかという話や、また過去に縁のあった人から一緒にこないかという話も頂いたが
無所属のまま参加している同盟に今もまだ残っている。
迷惑をかけたという罪滅ぼしでもあり、また中々やろうとしてもできない役目を果たさせて頂いているということもある。


円卓のメンバたちは良い友人だと思う。しかし私は円卓へ戻ることはないだろう。
1年前に感じた、あの初期の頃にあった理念との乖離は今も解消されているように感じない。
この後円卓がどのように進んでいくのかは今居るメンバが決め、また私と戦場で見えれば槍を交えて戦うだけである。


本来であれば各メンバに対して一人一人話をすべきところではあると思う。しかし、それも叶わぬまま1年も流れてしまった。
この記事は言葉もかわさぬまま離れた友人たちへの謝罪として
そして沢山の思い出への感謝としてここに残したい。


姜子牙