指揮

まああんまりまとまってないけど、色々


指揮において、大きく二つのアプローチがある。
ひとつはメンバの状況を重視したボトムアップ式。
もうひとつは全体の理想を描いてそれに近づいていくトップダウン式。


ボトムアップ式において必要なのはメンバの状況をいかに正確にすばやく判断できるかということ。
主な課題は常に弱点になる点を見つけ出し補強していくことになる。
全体のバランスを取ったり、波風を立たせずに全体を指揮できていける半面
打つ手が対処的で段々とツギハギだらけになったり、方針部分がブレて迷走する短所がある。
優れた指揮官であれば、周りの意を汲み取る指揮官として扱われることが多い。
そうでない場合、中庸的で全体を引っ張る力強さに欠け、フラフラとしてしまうためメンバに呆れられる。
この指揮下に属する人は、自主性の高い人が多くなり、全体を引っ張るのはエース級の切り込み隊長みたいな人だったりする。
反面自主性の低い、指示を的確にこなすタイプは力を発揮しづらく、他のメンバに振り回される。


トップダウン式では指揮官が先に、こういう風にしていきたいというビジョンを出し
メンバはそれを実現するために従う形式になる。
主な課題は理想と現実の差分を測り、理想にどこまで近づけるかが課題となる。
短期で結束でき、且つ強い方向性があるため目的達成力が高いが
指揮官が独善的になりやすく、ビジョンそのものが無茶なレベルである場合、あっという間に崩壊するリスクを常に内在する。
そのため常時ビジョンの妥当性と、それを判断するための情報収集はキーになり、それが不足すると
暴君のような扱いをメンバから受けるが、大抵は崩壊の直前までそれが表面化することがない。
しかしその部分を何らかの形で克服してうまく運用していければ、英雄的指揮官となる。
この指揮下で最も力を発揮するのは、指示を的確にこなすタイプ。
こうしたいというビジョンに対して具体的なスケジュールなどを提示できる人は重宝される。
逆に自主性の高いタイプはビジョンを共有できる場合には力を発揮するが、そうでない場合
少なからず敵対的な姿勢が出るため指揮官は手を焼くことになる。


まあ脳内仕様であるのと、2極論で語ることではないので突っ込みどころはあると思うが
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070312-00000111-yom-bus_all
これ見て、脳内仕様と照らし合わせると別のとこに問題あるような無いような・・・。